前置き
インターネットの反応を見てなんだよジオウカブト最高だろという気持ちのまま書いたものの熱が入りすぎて自分で読んでて恥ずかしくなって消した記事です。
自分の中で機運が高まってきたので恥ずかしいところだけ書き直して再公開しました。
2024年に書いた記事なので情報が微妙に古いですが当時17くらいの自分が感じたパッションをなるべくそのまま伝えるためにも書き直すのは恥ずかしすぎるところだけに絞ってその辺は書き直さないことにします,面倒だし
ただの個人の感想なので俺の見方、感じ方、評価こそが正しいんだよとか言うような意図はありません
こいつ何言ってんだよくそぼけと思ったらページを閉じてください
ただの感想すら予防線張りまくらないと投稿できない俺の悲しいことよ( ; ; )POISON
基本的に人名は敬称略・ネタバレ配慮は無しで行くので、それが嫌な人はこの記事より本編を見よう。
ジオウを全話見たわけではないので物凄く頓珍漢なことを言っているかもしれない。なので、あくまで「カブト編」の話に絞り、ソウゴ一行や門矢士、タイムジャッカーがどうといった「ジオウ」自体の大筋やキャラクターについてはなるべく無視をするものとする。
ジオウ世界のレジェンド
カブト編は例によって時空の歪みが発生している。そのため、カブトの歴史は消えていないし、加賀美も変身するし、世界が合体している感じになっている。冒頭で説明がありわかりやすい。
らしいが、全話見ているわけではないのでジオウの設定のことは置いておく。気になっているのは後半のレジェンドは本編と地続きの存在なのかということだが、この記事では基本的にカブト本編を元に記述するものの、剣編などのこともあり、この記事ではジオウのレジェンドライダーはあくまで限りなく本編に近いルートを通ったジオウ世界のレジェンドであると考える。
カブト最終回ではZECTは消えたとしか取れない*1のに加賀美がまだZECTはあるっぽい感じで話しているのこそがその根拠だ!というのは流石に根拠が弱すぎるにしても、制作当時想定されていた未来ではないだろう(≒大人の都合で作られた後付けの物語)という意味でもifの存在としたい。カブトの続編とはバンコクで加賀美が荷物をスられ天道がムエタイチャンピオンになるマイペンライな話のことであるはずである。
まあ、都合の悪いことを誤魔化すための脳内設定なので気にしなくていい(結局なかったことになるしね)。


脚本:毛利亘宏 監督:山口恭平
アナザー影山
アバンパートでいきなり登場する影山に擬態したワーム、通称アナザー影山。もう許してやれよ……
誰かの外見を笑うネタは本来非常にセンシティブなのでアナザー影山ネタは影山を演じた内山氏の寛容さの下に成り立っていることを忘れてはいけない(教訓)*2。たっくん短髪事件に続く弾丸オファーの悲劇である。
ワームとアナザーライダーの性質を重ねるような呼び方は好きだがいかんせんイジリ要素と切っても切れない呼称なのでなんか微妙に申し訳なく使いづらい。なのでこの記事では大人しくワーム影山と呼ぶ。
偽りの絆
加賀美「矢車と影山はコンビなんだ。地獄兄弟と言ってね」*3
ソウゴ「兄弟なの?」
加賀美「兄弟じゃない」
参照:「仮面ライダージオウ」第37話
血縁的な意味ではその通りだけどそんなこと言うなよ。
でも実際兄弟なんてものではないのかもしれない。天道総司・風間大介・神代剣など、ライダー達の個性と個性がぶつかり合うような番組であるカブトにおいて、矢車・影山は確固たる芯を持たない人物として描かれていた。初登場時点では矢車を狂信的に慕い、矢車を失った後はどれだけ無様を晒してもシャドウ隊長の肩書にしがみつこうとした影山はわかりやすいが、矢車も「自分を出し抜く天道を倒さなければ俺が俺でなくなる」(≒部下や組織から必要とされなくなり価値を失う的な意味もあるか?)という恐怖に取り憑かれたようにアイデンティティの不安定な男である。(なんならその天道総司もアイデンティティの不安定な男と言えるがこの話は長くなるので省略、なんか急にカブトのメインテーマだったような気がしてきた)
カッコよすぎでもなく、悪すぎでもなく、いい人すぎでもなく、キャラが濃いような、うすいような……。最初の時、石田監督から「すごく難しいんだけど、「地味」で行きたい。それが崩れていく……」という話を受けました。
徳山秀典さんインタビュー(後編) - 東映サイト
とにかく、パーフェクトハーモニーという言葉の突飛さはあれど、カブトキャラの中ではキャラの濃い方ではないというか良くも悪くも普通の人間だった矢車隊長。そして最早芯のなさが芯であるレベルで己を持たない影山。矢車より上の地位に立った影山は用済みとなった矢車を追放し、再起に向け浮き立っていた彼の心をへし折った。そんな二人がなぜ地獄の兄弟になってしまったのかと考えると、彼らはどこまで行ってもZECTの犬であったからだと思う。天道に代表されるように「俺は俺だから俺」「俺の価値は俺が決める」的なキャラクターの多いカブトだが、組織人、またストーリー上天道の敵役として描かれる矢車・影山の二人は他者からの評価に主軸を置いている。地獄兄弟とは、色々あったが結局は上に立つ人間に付き従っていたい影山と色々あったが結局一人ではいられない矢車*4の要は利害の一致による関係で、更に言えばうらぶれたエリート同士の傷の舐め合い、世捨て人のロールプレイである。その点では、兄弟なんて義のあるものではないのかもしれない。
いや、取り消そう。地獄兄弟は真の兄弟である。ライダー図鑑もそう言ってるし。矢車が影山を引き入れたのは道連れにしてやるという意味合いが強かっただろうし、影山にとってもなんだかんだ一番良かった頃であろう矢車ザビー時代のやり直しに過ぎなかったかもしれないが、本編第40話にて失恋し消し飛んだ矢車を今度は影山が迎え入れたことによって二人は本当の兄弟になったのだ*5。
ところでジオウの地獄兄弟はどうか? 言うまでもない。偽物である。
ゲイツ「矢車! どこへ行く!?」
矢車「弟のところだ。影山は俺が守る」
ゲイツ「待て! あの影山はもう……」
矢車「ワームだったらなんだってんだ……!俺の、可愛い、弟だ……」
参照:「仮面ライダージオウ」第38話
矢車はこんなに影山に優しかっただろうか? それも違う。優しくなってきたのは大体その40話以降の話であり、それまでは殴る蹴るは当たり前、40話以降もそう露骨に甘やかすことはなかった。44話のみんな大好きトリプルライダーキックのシーンで影山の仇を取ったのも、本人の前ではつっけんどんにしつつも裏でこっそり仇を取りに行くという彼の隠れた情によるものである。本編の矢車は間違っても影山の前で「お前さえいればそれでいい」なんて言わなかったはずだ。48話の「俺たちは永遠に一緒だ」も、影山の死体に向けてのものだ。矢車は生前の影山に言ってやれなかったことを偽物の影山に言っている。
ワーム影山は同胞の招致のために矢車を利用し、矢車は弟殺しの罪から目を背けるためにワーム影山を利用する。最初こそ利用し合う関係であったとしても最終的には同じ夢を目指した真・地獄兄弟に対し、どこまでも平行線である偽・地獄兄弟はかつての自分たちの模倣の域を出られない。
だれもが?
「カブト」本編において、大切な人がワームだったらどうする?というのは、加賀美新と加賀美亮に始まり、じいやと神代剣、風間大介と間宮麗奈、そして、天道総司と日下部ひより、そして矢車想と影山瞬と幾度となく描かれてきたテーマだ。たとえば、
弟と同じ顔と記憶を持つワームに少なからず情が湧いてしまうも、最後には弟を愚弄するワームを倒す決心をした(が、それをするだけの力がないのでカブトに任せるしかなかった)加賀美。
剣とその姉を殺した張本人であるワームが擬態した偽物の剣に対し本物の剣と同じように仕え、その最期を看取ったじいや。
人間の心を取り戻した間宮麗奈/ウカワームと恋に落ちるも、彼女との約束を守り自らの手で葬った風間。
憎むべき敵であるワーム(ネイティブだけど)に身を堕とし、それでも人間として死にたいという弟の願いを飲んだ矢車。
そして、ワームであろうとたった一人の大切な妹を守りきると誓った天道総司、また、「そばにいない時はもっとそばにいてくれる」と語る天道語録。
これらを全部まとめて歪めたのが今回の地獄兄弟だ。弟の顔と記憶を利用するワームに依存し、過去の後悔を取り返すべく本物以上に優しく接し、もしもの時は自ら倒すと宣言するも実行できず、たった一人の弟の偽物を必死に守る矢車。彼はまさしくアナザーカブトなのだ。
矢車「影山……お前地球滅ぼそうとしてんのか?」
ワーム影山「ああ……もっと地獄にしてやる。兄貴は反対かい?」
矢車「いやあ……俺はお前さえいりゃそれでいい」
参照:「仮面ライダージオウ」第38話
(かつてのように二人で兄弟ラーメンを食べる矢車とワーム影山。食が重要な要素として描かれていたカブトにおいて、ワーム影山がラーメンに口をつけないのは示唆に富んでいる気がするよね)
「カブト」最終回の終盤ではおそらくラストバトルから数ヶ月~数年が経ち平和になった世界が描かれ、ネイティブであるひよりや田所は人間社会で至って平和に暮らしている。そして、地獄兄弟の結成後は本筋に一切絡まない蚊帳の外の存在となった彼らは三男として迎え入れた剣がワームであることも彼が死んだということも知らない*6。一度は惚れた相手であるウカワームの死も知らないだろうし、矢車はともかく、影山は確実にZECTがネイティブと手を組んでいたこともネイティブの存在も知らなかっただろう。
ネイティブの謀略により化け物にされてしまった弟を葬った矢車が全ての真相を知ったとき彼は一体何を思うのか? 矢車がワームに協力するのは違和感があるという意見も見るが、ZECTはおそらく解散*7、トップであった加賀美陸やネックレスを配った加賀美達は不問、悪のネイティブは既に天道によって殺された後、終いにはネイティブにされたZECT隊員が天道の呼びかけと自らの意思によって人間に戻り、ひよりのようなイノセントなネイティブも田所さんのような出自に謎の多いネイティブも社会に受け入れられ平和に暮らしているとくれば、矢車がワーム影山に囚われているのも、ワーム影山と共に地球を滅ぼそうとする、というより地球が滅ぼうが滅ばなかろうがどうでもよさそうなのも、あくまで個人の感想としては違和感はないし当然の帰結なのではと思う。
ジオウカブト編が好きな理由としては、言葉は悪いがご都合主義感が強く納得のいかなかった最終3話にまあそうなってもおかしくないよねという続きが描かれたというのも比重としては大きいかもしれない。謂わば都合のいいハッピーエンドに取り零されたキャラクターである矢車の補完としてはこれ以上に自分好みの展開はないと思う(好みというだけなのであくまで個人の感想です)
激論青カブ
「カブトにえらばれしもの」では、アナザーカブトを倒すべく加賀美がカブトへと変身する。
今なお意見の割れる存在・加賀美カブトである。良くも悪くもジオウカブト編=加賀美カブトのやつとして語り尽くされ堂々巡りしている話題なのであえて触れる必要性をあまり感じないが、一応触れておこう。
まず、個人の意見を述べると、加賀美をカブトにするなという考えは微塵も持っていない。カブトとガタックは変身者が決められているからと言ってもゼクターは気まぐれであるし、ネイティブの陰謀から解放されているのであれば尚更だ。そして何より、
- カブト編をやるが、水嶋ヒロにはオファーを出さない。(出せない?)
- カブトアーマーもない。
- でもアナザーライダー討伐用にカブトのなんかを出さないといけない。
- 佐藤祐基の出演は決まってる。
- 加賀美をカブトにしよう。
こういう流れだったことが予測できるからだ。
こっから長々と色々なあれこれについて書いてたんだけど断片的な事実を集めたところで何もかもあやふやな話でしかないので省略。
自分はだいぶ捻くれた考え方をしてるのでカブトのBDから水嶋ヒロのインタビューをわざわざ抹消したりジオウでも水嶋ヒロにオファーを出してなかったりするのに天道っぽい後ろ姿とかの匂わせカットを入れてエモいみたいな演出をやるのもそれはそれでなんか違うんじゃないかと思うので加賀美がカブトになったこと自体については最善を尽くした結果だと思ってます。
突き詰めれば個人の快不快の話になり正しい一つの答えがある議題というわけでもないので、逃げるようですが、★激論になりそうなのでこの話題はスルーということにさせてください、加賀美カブト論争以外で語りたかったから書いた記事なわけだし
とか言いつつもここからの段落で否定しまくります
話を戻して加賀美カブトだが、多くの人が触れているカブトに未練のある加賀美はなんか違うんじゃないかという部分については非常に同意する。
加賀美の有名なセリフといえば、「俺は俺にしかなれない、でもこれが俺なんだ。」であろう。だがそのセリフについては加賀美カブト論争において死ぬほど擦られた後なので、今回はあまり触れられていないてれびくん謹製超バトルDVD「誕生!ガタックハイパーフォーム!」の話をする。これは最近なぜか真骨彫になったハイパーガタックが初登場した作品*8で、なぜか喋るカブトとガタックのゼクターに見守られつつ加賀美が天道に近づくため頑張るという内容の短編である。響鬼とネタ被ってるとか言ってはいけない*9
このDVDのオチも要は「天道は天道、加賀美は加賀美」みたいな感じで、加賀美がひとしきり天道の真似をしたのちに改めて「俺は俺だ!」という結論に行き着くというものである。マジの子供向け番外編なのでかなりギャグ仕立てなのだが、「先を行く者とそれを追う者」としての天道と加賀美をよく描いた短編なので非常におすすめ。天道総司5つの秘密!の謎のイメージ映像となぜか真骨彫になったガタックのハイパーフォームも必見。
また話を戻すとして、そんなこんなで加賀美はまだカブトに未練が…というのは個人的にも納得のいかないポイントではある。天道を越えたいならばともかく、思い出すと拳を握りたくなってしまうくらいにはカブトに選ばれなかったこと自体に未練があるというのはピンと来ない。
二行で済むことをこんなに長々と書いたのか……。
選ばれし者だけを
俺たちは永遠に二人で……地獄を彷徨うんだ……!
アナザーカブトになった矢車。カブトになった加賀美。そしてついに決戦の時が来る。万が一の時には影山を倒すとゲイツに話していた矢車だが、やはり矢車は影山と同じ形をした生き物を再度殺すことはできなかった。矢車に代わり、ゲイツがワーム影山に手を下す(先述した通り、カブト4話の展開に意図的にダブらせているのでは)。変身が解けた影山を守ろうと走った矢車を今度は加賀美カブトが仕留め*10、カブトのアナザーウォッチは消滅。ワームの乗った隕石もツクヨミ達のお陰でどうにかなった。再びカブトの世界にハッピーエンドが訪れようとしている。
ワーム影山「俺の……仲間達が……!」
矢車「影山……もう一度、兄貴って呼んでくれよ……」
ワーム影山「俺は影山じゃない……。お前は俺の、兄貴なんかじゃない……!」
参照:「仮面ライダージオウ」第38話
加賀美に敗北し負傷した矢車には目もくれず、真っ先に同胞であるワーム軍団が殺されたことを気にかけるワーム影山。姿こそ影山のままだが、大切な兄貴よりも「仲間達」と自分の野望を優先する姿はもはや擬態を解いたワームそのものだ。そんな一匹のワームに対し、矢車は「もう一度兄貴って呼んでくれよ」と縋る。だが、矢車に与えられたのは「お前は俺の兄貴なんかじゃない」という言葉だった。
死の直前に兄を呼んだベルクリケタスワーム(加賀美弟)、最期には加賀美を守ったタランテスワーム(まことくん)、人間の心を取り戻し風間大介と恋に落ちた*11ウカワーム(間宮麗奈)、擬態元の強い遺志に影響されて自身がワームであることにも気付かないまま姉のために戦い、最期には自らの仇も取ったスコルピオワーム(神代剣)と、「ワームとしての意思が擬態元の人間の心に負ける・影響を受ける」という描写も多かった「カブト」なので、このシーンにもさまざまな説がある。
具体的には「影山の意思がワームに影響を及ぼし、矢車を解放するために言った発言」「ワーム影山が矢車の目を覚まさせるために言った」など。無論どれも嫌いではない。だが、また個人の解釈を述べるとすれば、あれはワームの本心であると思う。擬態元である影山も、影山に擬態したワームもどこまで行っても利己的な奴だ。ワームが自身の野望が潰えてこれから死ぬという時にずっと利用していた矢車を気遣えるとも、自分のためにしたことも誰かのためにしたことも空回りし続け、挙句小説版では一人で死ぬのは寂しいからと矢車との心中を望んでいた影山が気の利いたことを言えるとも思わない。
ともあれ矢車は再び弟を失った。ワームにとっての矢車は計画のための駒に過ぎなかったかもしれないが、矢車にとってはたとえ偽物であっても可愛い弟だったのだ。
矢車「笑えよ! 誰か俺を笑ってくれよ」
ゲイツ「矢車……すまない」
参照:「仮面ライダージオウ」第38話
矢車は再び自嘲して何処かへと去っていく*12。こうしてワームは殲滅され隕石騒動も無事に終結、アナザーウォッチは破壊され、ソウゴもカブトのウォッチを手にすることができた。再びカブトのストーリーにハッピーエンドが訪れ、矢車はまたもハッピーエンドから見放される形となった。矢車さんかわいそうです
そしてライドウォッチになったカブトゼクターだが、ラーメンを作ってくれたりもするカブゼクの意思はどこに消えたのか? 変身アイテムが生きてるとこういうとき若干不安になる。
まとめ
加賀美には悪いが、筆者の矢車贔屓を抜きにしてもジオウカブト編の主役は矢車だったと言わざるを得ない(というのも、個人の感想です)
矢車は最後夕陽に向かって歩いていく。夕焼けというのは本編におけるカブトvs矢車ザビーのロケーションであり、そして「カブト」においてカブト/天道は太陽に喩えられた。
カブト編における矢車は怪人アナザーカブトであり、「仮面ライダーカブト」そのもののアナザーであり、天道のアナザーでもあった。かつて俺たちは日向の道を歩けないと言った矢車がいよいよ総て失った後に初めて太陽に照らされる皮肉めいた場面と見るか、相棒との二度目の別れを経て、矢車がふらつきながらも日向の道へと向けて歩き出した瞬間と見るか? それは視聴者に委ねられたのではないだろうか(良い感じのまとめ)
こうして書いて改めて思ったが、やっぱりカブト編はかなり好きな話だ(個人の感想です)。確かに加賀美の描写は納得のいかない点が多いが(個人の感想です)、地獄兄弟というか矢車の描写としてはこれ以上ないと思う(個人の感想です)し、何よりアナザーカブトの描き方(とデザイン)が素晴らしい(個人の感想です)。
ワームと人間、兄と弟・妹というカブトのテーゼを裏返しにまとめた「ジオウ」。そして何より軽いノリで宇宙に行くのに米村イズムを感じる。どこが好きなのか?などを再確認できてよかったし、何よりほぼ地獄兄弟の話だけで9000文字近く書けたことに驚き。
とまあこんな感じの記事を書いていました
誰がなんと言おうが自分は超好きだし、これを解釈違いと感じないのはおかしいとか言う権利は誰も持ってないと思う(唐突な説教)
本当はなんかいい感じの締めがあったんですがかなり熱が入りすぎてて最もキモかったパートなのでなかったことにした、代替の締めは思いつかないのでここで終わる
そして、これから2年が経ち本編のメインライターである米村先生とメイン監督である石田監督の双方が久々に特撮関連で筆とメガホンを執ることとなる正統(多分)続編「天の道を継ぐもの」の制作がようやく発表された。
個人の感想としてはカブトが好きすぎるあまり期待よりも不安の方が大きいがなんだかんだ初日に観にいくんだと思う。好きって絶望だよね。
*1:追記=続編で残ってたことが判明、まじかよ?
*2:最近も自虐していた。カブト20周年の前に、彼がウルトラマンに変身する少年を演じた超絶名作ウルトラマンネクサス20周年もよろしく!
*3:加賀美は地獄兄弟になってからも矢車さん・影山さんと呼んでいたはずだが、ワームを庇護する矢車など敬うに値しないということだろうか。あと、かつてがむしゃらな若者だった加賀美が若者たちになんとも言えない距離感で接するおっさんになっていたことに謎の感慨を感じた
*4:闇を抱えた人間にはとりあえず声をかけるところにかつての面倒見の良さが伺える
*5:確かに矢車さんの描き方はめちゃくちゃだったかもしれないが影山はこの回でキャラとして一段階進化したと思うし結果としてものすごい重要な転換点になってると思うんで好きだよ、というのも超絶個人の感想です
*6:ちなみに、影山がワーム探知機を三つぶんどっていったのは自分と兄貴の分に加えて剣の分も持っていったという説がある。が、脚本の記述を基にしている小説版によると、影山は矢車にもネックレスを「さらに三つ」渡そうとしたとある。つまり、自身と矢車用に各三つずつ持って行ったというのが真相。説としては面白いので好き。
*7:追記→してなかったじゃねえか
*8:というかこれとPS2のゲームにしか出てないのになぜサブライダーやコーカサスを差し置いて真骨彫に
*9:電王とキバも両方エクササイズみたいなネタ。2年周期?カブトがエクササイズネタだったらTRFのダンササイズを先取りできたかも……
*10:ダブルプレイ!ゲッツー!
*11:本質的にはワームとしての記憶を失っただけなのでスコルピオワームと一緒。
*12:ここのゲイツの「すまない」が良すぎ、ゲイツすき